寒い冬から春への移行の時期は、木々のつぼみと同じように、なんだか心もふわっと膨らんで芽を吹きそう・・・。 季節が心に及ぼす影響の大きさに改めて感心しています。 この時期毎年書いていますが、四季のはっきりした国に生まれたことは人生におまけつき!の嬉しさを感じます。
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≪スノーエンジェル≫
梅が満開の2月末のある日、小田原に午後から急に大雪が降りだし夜中まで降り続きました。 とっても珍しいことです。丁度その日は小田原で宿泊研修中。 参加者のみなさんと夜遅くまで語り合っていましたが、雪がやんだので屋上に出て、真っ白いじゅうたんのように積もった雪の上に腰を下ろしばたんと仰向けに寝ました。 そして、そのまま手足を雪の上で弧を描くように動かします。 しばらくして起き上がってみると、そこには両手のバタバタが羽の部分になり、足のバタバタはロングスカートの部分になったエンジェルが描かれていました。
屋上にみんなでいくつものスノーエンジェルを描きましたが、翌朝もくっきり残っていて楽しくなっちゃいました。 これが私がよくお話しする「スノーエンジェル」の実際の作り方です。 そしてその意味は、人生でつまずいたり、落ち込んだら、早く立ち直ろうと無理をせずに、その場で落ち着いてじたばたもがきましょう、というものです。 しばらくじたばたしたあと、すっきり起き上がってみるとそこには綺麗なスノーエンジェルが出来上がっているというしくみ。そう考えると落ち込みも余裕を持って対処できますよ。
≪さつきの会≫
HPでお知らせしていますが、今まで横浜でのみ開催していた”考え方の教室”さつきの会が今年は何度か大阪、福岡そして岡山にも出張することになりました。 そこでさつきの会についてのお問い合わせも沢山頂きますので、ここでご紹介します。
始まりはアメリカから戻った半年後、今から7年ほど前です。 講演の後に質疑応答の時間を設けていました。少しでも参加してくださった方との交流をしたかったのですが皆さん個人的なことはなかなか口に出せず戸惑い気味。 そこで公開カウンセリングを思い立ちました。 参加された方に会場で無記名で質問をお書きいただき、それを読み上げてアドバイスをお話しするというものです。
書いてくださるかしら?という私の懸念はあっというまに払拭され、今では時間内に読みきれないくらいの数の事例を頂きます。 それを誰にでも応用できる人生上のケーススタディ(事例研究)としてお話します。すると、あのケースは私にも当てはまる、とか、あの職場での人間関係は私の家族の中とまるで同じ、というお声を頂きます。 他の人の事例から、応用して自分の抱える問題や課題の解決策のヒントとしてお持ち帰りいただけるというわけです。 そこが個人的な人生相談とは少し違う点です。
わたしは「自分の中に疑問や問題が生じたら、その答えはもうすでにその自分の心の奥に用意されている」と思うのです。 その人生上の謎解きを他の人の事例からヒントをもらい、自分で解決していくのはとてもエキサイティングな体験です。 直感型カウンセリングですから、時にはびっくりするようなとららえ方、考え方の展開になり、会場はいつも笑いの渦です。皆様、機会がありましたら、お近くのさつきの会に是非お越しください。
それでは以前さつきの会で頂いたケースを二つご紹介しましょう。 どちらも≪思いこみをはずす≫ということでは共通です。
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Q: 私は今まで幸せになるためにがんばってきましたが、自分の中でよくなることが怖い、幸せになるのが怖いという気持ちがあることに気づきました。 今までもとってもよい状態のときに、自分にストップをかけてしまうのです。 幸せになることを自分に許してあげることが出来るようになるにはどうしたらよいでしょう。
A: どんな人生であれ、よいことと悪いことのバランスは必ず取れるもの、つまり「楽あれば苦あり」と思っていませんか。 ものの本にもよくそう書いてあります、いいことばかりは続かない・・・と。 また、あなたに幸せばかり続くと、そのしわ寄せは必ず誰かにいっている、人間は苦労からしか学べない、人生は修行の場、歯を食いしばってがんばることに意義がある、幸せすぎるといつか罰が当たるとか・・・。 まぁ、怖いこと!
すべてはあなたの選んだ”思い込み”です。 そして脳にそれを信じ込ませてしまうのですね。思い当たりますか? 様々な格言や、周りの人の価値観にがんじがらめになって人生のガイドブックを作ってしまったことを。このように わたしたちは今までの経験、学習から自分でいろいろ書き込んでオリジナルのガイドブックを作り、それからはずれないように毎日をこなしているのです。 思い込みが自分の人生を形作っていると気づいたあなたはもう大丈夫。 ガイドブックを書き換えましょう。 「幸せを心から喜ぶとそれは倍増して、自分の周りにまであふれ出す」とか、「わたしには幸せのほうが似合う!」とか、「人を幸せにしたければまず自分から幸せになってしまおう」、「幸せは増えるもの」、「幸せは誰でも取り放題」、それに「落ち込みや、躓きのときはスノーエンジェル!」とか書いておけばもう大丈夫。 あなたの脳はそれを信じて動き出しますよ。 書き換えられた人生の新しいガイドブックはあなたに新しいものの見方と行動をもたらします。グッドラック!
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Q: 6歳の男の子、3歳の女の子の母です。 それぞれのかわいさがあり、比べられないのは当たり前なのですが、このところ3歳の女の子の下の子ゆえのずるさが気に障り、必要以上にしかってしまいます。 自分の中の妹、両親への気持ちの現れかもしれませんが、穏やかに接するにはどうしたらよいでしょう。
A: どちらもわが子、でも平等に愛せない、3人の子どもの中で一人だけどうも接し方がわからない等というお話はよくあります。 まずはどの子とも同じように接しなくてはならないという思い込みははずしましょう、人間には相性があるのですから。 それはなんとも説明のつかない不思議なもので、英語ではなんと相性のことを ケミストリー(化学現象)が合う、とか合わないとか言いうのですが、それを聞いて妙に腑に落ちました。 同じように接しなければ、愛さなければいけないという思いから、それぞれの接し方、対応の仕方を工夫する、と思うと気が楽です。 気が楽になれば、不必要に自分を責めることも無く落ち着いてきます。 すると同じ親から生まれたとはいえ子どもたちはそれぞれが個性が違い、それぞれが各々輝く方向性があるということも自然に理解できるようになります。
ですが、この方の場合は、それにもう一つ、自分の育った家庭の環境、家族同士のケミストリーが影響しているようです。 妹や両親に対するわだかまりがあるのなら避けずに早いうちに向かいあってしまいましょう。 比べられて悲しかった、寂しかった、悔しかった、甘えたかったなど、少しずつ(まるでこたつでみかんを食べながらというような感じで)思い出話としてご本人たちにポツリポツリと語ってしまいましょう。 それは相手を責めるのではなく、うらみつらみでもなく、自分の中のモヤモヤを陰干しするだけでいいのです。 語ることによってわだかまりが薄くなるものです。 すると連鎖反応で3歳の女の子が昔のいやなことを思い出させられる対象ではなく、魔法が解けてあなたのかわいいプリンセスに戻ります。
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では、また来月。
今月はマレーシアのクワラルンプールへの旅、そして帰国後、我が家のお引越しと大忙しになりそうです。 全国のお引越し仲間の皆さん、ガラクタを整理するいいチャンスですね。 |
| ろみ |
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