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| 上手にお断りするのも裏技の鉄則にありますよ。上司に「これも、あれも」と言われたら、その時の断わり文句をご紹介しましょう |
| 私が世界銀行で人事カウンセラーをしているときに、東洋人の優しそうな秘書がやってきて言いました。「私の部署にはアシスタントが5人いて、私1人が東洋人です。残りは西洋人で押しが強くて、断わるのが上手なんです。上司は仕事をみんな私のところに振ってきます。私潰れそうです。どうしたらいいでしょうか?」。「潰れる前に断わったら?」と言うと、彼女は顔を曇らせて、「いえいえ、私は『ノー』とは言えません」。 |
まさにこのケーススタディの方と同じように、「ニコニコなんでも引き受けるのが職場の鉄則」と思っているタイプでした。私は彼女に言いました。上司があなたに仕事をたのんだら、「ちょっと待ってください」と言って、パラパラと内容を見てください。この時、マイナスの言い方は、「私とても忙しいんです。これをやるとしたら明日の3時以降だと思います」。そうではなく、「お渡しするのは明日の3時です」、「月曜の朝にはいいものを仕上げてお渡しできます」と、期日を言うのです。
彼女が「いつになります」と期日を言うようになったら、仕事が1/3に減ったといいます。なぜ? 「そうか、忙しそうだね。僕がやるからいいよ」と上司が持って帰るのが1/3、「キミ大変なんだね」と他のアシスタントに回すようになったのが1/3。
仕事量が減って、仕事内容が良くなり、「ノー」と言える自分が誇らしくなった彼女に、半年後には昇進の話が来ました。それまで長い間、自分が作った鉄則に縛られて、断わり方のうまい同僚を「イヤだな」と人間性まで否定していたのです。
そんな彼女を私は「ドアマットちゃん」って名付けていました。ドアの外で皆に踏まれる存在で、ちっとも中に入っていい仕事が出来ない人…。ドアマットちゃんにならないように、ニコッと「ノー」を言って満足のいく仕事をしてくださいね。 |
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好きな人ができないって、結構重症なんですね。惚れっぽい人からしたら「え〜」って思うでしょう。 英語で恋に落ちるのは「Fall in love」(フォール・イン・ラブ)といいます。歩いていたら、急に穴に落っこちちゃったという状態。用意周到に恋愛をしよう、結婚相手を探そうといって見つかるものでもないんです。昨日までなんともなかったのに、エッと思ったら、急に胸がキュンとしたり、説明できないけれど好きになっちゃったという、そういう神経をオンにしておかないと、「好きだな」「ときめくな」っていう感覚が出てこないのかなと思います。
ぜひ、相手を見るときに、評価するのをやめてください。この人の将来性は、性格は、ルックスは? 点数を付けていると冷めてしまいます。一緒にいてラブのエネルギーが倍増するような人だったら、お付き合いしてみませんか?
高鳴るという感覚がないのなら、今まで経験していないだけ、ちょっと惚れっぽい友人とおしゃべりして、お茶を飲みながら彼女の惚れっぽさを少しいただいてみたらどうでしょう? あまり冷静にしていると恋愛からは縁遠くなってしまいます。自分の落ち着いてしまった心にちょっと揺さぶりをかけてみましょう。それには、いつもと違うヘアスタイル、ファッション、日曜日の過ごし方などトライしながら違う自分を探してみたらいかがでしょう?
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夫婦は時代と共にテーマが変わっていくものです。今うまくいかないからといって「これでおしまい」とレッテルを貼ってしまうのはどうでしょう。お二人の気持ちが変わる、環境が変わることによってお互いの力関係、位置関係が変わったら、乗り越えられるチャンスが来ると思います。
ただ、相手に対して温かさと優しさを求めるけれど、相手に与えられないのなら、まずは自分に与えてみてはいかがでしょう? 少しの間、相手のことは放っておいて、でも冷たく放っておくのではなく、温かい思いで包みながら、「ゴメンなさい、今あなたには構えないの」、「自分に温かさと優しさを向けることでいっぱいなの」って。
自分に対して温かく優しい思いを持てたなら、夫にどう接しようかがあまり気にならなくなってくるから不思議です。自分が満たされ、幸せだと、周りの人、それが家族、夫、友達、外で出会う人だろうと、なぜか優しくなれているんです。
子育てしながらお母さんをしていると、たとえば、美容院でゆっくり時間を過ごしたり、お買い物に行ったり、自分自身をかまったり、楽しいことをするときに、少しばかりの罪悪感があったのではないですか? それをちょっとの間やめてみましょうよ。まず自分を第一に考えて、自分を大切に「プリンセス」のように扱いましょう。
ご夫婦のことでいろいろ悩み、考えるよりも、まずは自分のことだけに集中してしばらく人生を設計しなおしてみてください。その頃には夫婦の間の力関係や位置関係が変わって、お互いの目標や魅力が見つかっているかもしれませんね。
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結婚25年目のあるご夫婦と一緒にお食事をしたときのことです。お互い長い歴史を経てきたからでしょうか、相手をずいぶん色眼鏡で見ていると感じました。奥さまが言ったことで、ご主人は「ああ、またそれか」って顔をされます。反対に、ご主人がコメントしたことを、奥さまは「そんなこと言って」という顔をしています。知りすぎていると、まっすぐに言葉を受け止められず、その後ろに「あなたっていつもそうよね」というドラマまで引っ張ってきてしまうのです。
お二人ともまじめな方でしたから、気持ちのすれ違いをそのまま流すことが出来なくて、とことん話し合うのです。ところが、途中で止まらないで、お互いに責める方向にいってしまう。そこで、「ちょっと待ってください。言い合ってしまいそうな時、何か魔法の言葉を言いましょうよ」
テーブルには青々としたアスパラガスがありましたので、とっさに私は、「これ以上、私の中のドロドロしたものを吐き出したくない! と思った時、『アスパラガス』って言いましょうよ。もう、突っ込むのは止めましょうという合図にしたらどうでしょう」と言ったのです。
なんと、その日の晩から「アスパラガス」が夫婦の魔法のキーワードになったそうです。「アスパラガス」でも「オムレツ」でも、どちらかがこの言葉を言ったら、これ以上突っ込むのは止めようというキーワード。これも生活の知恵。
気にいった方、ぜひ秘密のキーワードを作ってくださいね。
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学校ではイジメがクラス全体のストレスになっているようです。直接関わらなくても息子さんはピュアなので、体が反応するんですね。その帳尻を合わなくてはいけないので、家に帰ってストレス発散しているのでしょう。
お母さんのできることは、しっかりと向かい合って、話を聞いてあげることです。「どこがイヤだったの?」「どんな風に感じたの?」「どう思った?」「それで?」って。そのときに必要なのは「大きな耳だけ」。決して、批判したり、裁いたり、自分の価値観を押し付けたりしないでくださいね。「そのイジメる子はダメね」と言ってしまうと、ご自分のお子さんをかばうことになるかもしれないけれど、これって裁いているんです。そうやって簡単に善し悪しを裁いてしまうと、それ自体が、ピュアな子供のストレスになると思います。
まず1つめ、聞いてあげて、心に溜まったものを全部吐き出す安全な場所を作ってあげてください。2つめ、学校の先生に相談してみてはいかがでしょう? イジメやケンカが絶え ないという苦情ではなくて、「どうしましょう?」というアプローチです。「こうしてください」「こうしなければいけない」というと、先生も守りに入ります。言い訳が始まります。そうではなくて、淡々と事情を話すのです。その時のポイントも同じ、「裁かないこと」です。裁かないことって本当に大切ですね。
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鎧を手放すのはコワイ気がします。論理武装、学歴、着ているものなどで自分を守ろうとします。これでもかって鎧をつければつけるほど不安が高まるってご存知でしたか? 反対に、なにも鎧を着けないで世の中に出たほうが実は恐くないんです。私も無敵というのはどんな敵でも倒せる強靭な人をいうのだと思っていました。でも、本当の無敵は、倒そうと思って相手が近づいてきた瞬間に、「何で刃物を持ってきちゃったんだっけ」と、相手がポロッと刃物を落としてしまうような人、これが無敵なんですね。
昔の私は鎧に盾に機関銃に、いろいろ持ってスキあれば闘おうとしていました。ところが、武器を持たない強さを教えてもらい、世界銀行に行ったときです。競争が激しい世界で、丸腰で入っていったら、叩かれ潰されてしまうと思いがちなんですが、そのままポッと出て行ったら、相手の反応がビックリでした。みんな私を大切にやさしく扱ってくれたのです。
鎧をはずすのが怖いっていう人、はずしちゃってみましょうよ。戦いを挑んできた人がいつの間にかあなたの隣の椅子に座って同じ夢を語ってい るかもしれません。素のままの自分を出すほうが実は敵を呼ばないことに気づいてください。足したり引いたりしない、自分をそのまま受け入れて、そのままで相手と向き合うことですね。 |
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「人は思い込みによって人生を作られている」といいます。その思い込みは誰が作るかというと、最初に物心がついた時に、周りにいた親たち、保育園や幼稚園の先生たちの言葉、そういうものから世の中を作ってしまい、自分を金魚鉢の中に入れてしまいます。その中で泳いでいるのが今の私たちです。金魚鉢は出てもいいんだということを知りません。時々、大きな池でスイスイ泳いでいる人を見て、羨ましいな、いいな〜って言いながら指をくわえている。
金魚鉢で考え方を決められた私たちにできることは何かといったら、私がセミナーでお教えしていることですが、金魚鉢に入ったまま、ズッて池まで行くという方法です。金魚鉢から出ていくのコワイでしょ。池に到達しないまま落ちたら干からびるでしょ。だから、金魚鉢に入ったままズッて池まで来て、ついでに、池に金魚鉢ごと浮かんでいいっていうのを教えてい ます。金魚鉢ごと池に浮いたら、ガラス越しにいろんな魚が見えて、楽しそうだなって。水の温度にもだんだん慣れてきたと思ったら、ちょこっと出ればいいんです。
私の友人は大津で喫茶店をしているのですが、カウンターの周りが水槽で鯉が入っているんです。入り口にも大きな水槽があって、そこの鯉とは大きさが違って、カウンターの鯉は金魚ぐらいなんですね。「これ何歳違うの?」って聞いたら、同じときに生まれた鯉だというんです。水槽に合わせて大きさが決まるんですって。私たちって、もしかしたら小さな水槽で生きてない? こっちに移れば大きくなれるのに…。ここからヒントを得て、「水槽ごとズッてでも大きい池に行かなきゃ!!」って思ったんですね。 |
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ウメちゃん(*)と繋がる実験あるんです。目を閉じて、言ってくださいね。そのセリフは「今の私が大好き」です。はい、目を開けてください。「今の私が大好き」って何の先入観もなしに言ったときに、どんな感じがしましたか? もう1回言ってみましょうか? 「今の私が大好き」。今度はどうですか? どんな感じがしましたか?
胸の辺りが、フワァっとあったかくなった人、クシュクシュって動いた人、エッって思った人、笑い声が聞こえたと感じた人、涙がボーっと出てきた人、いろいろあると思います。これがウメちゃんのシッポです。
もう1回やりたかったら、夜、あまり何も考えずに、無邪気に「今の私が大好き」って言ったときに、「ふふっ」って思っちゃたりする。それがウメちゃんのシッポです。
だからね、感じているんですよ。感じているのを左の脳で理解しようとしているから上がってこないだけです。無邪気にすると感覚が戻ってくると思います。 |
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*Note
「ウメちゃん」は、自分の中の「もう一人のわたし」のこと。梅干の種みたいに、外から見えないけれど存在感があるから、ウメちゃんっていいます。誰の中にも生れたときからいて、深い知恵を与えて可能性を開いてくれる自分だけのサポーター。ウメちゃんはいつも必要なメッセージを送ってくれるのに、多くの人はそれに気がつかないのです。 |
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「いろいろあるんだけれど、次の一手が出ません」って、大変上手な言い訳です。5年たっても言っているでしょう。何かから手をつけてください。時給800円の仕事でとりあえず1日3時間やってみようって、探したらいいですね。すると、「この年で雇ってくれるところない」って、次に言うんですね。やってみてないでしょ? そういうコメントは「2ドルコメント」と命名しています。2ドルの罰金がかかるんですね。
2ドルコメントの正体を明かします。7つあります。1つ目、言い訳、「そうは言っても時間がないんです、子育てしていますから」。2つ目、弁解、似たようなものですが、「私はちょっと体力的にムリなんです」とか、「そんなこと言われていませんでした」。3つ目、責任転嫁、「それは私ではありません。あの人の管轄です」。4つ目、思い込み、「えっ、みんなそうやっているものだと思ってました」。5つ目、独りよがり、「だって、これって常識じゃないですか?」、6つ目、正論の押し付け、「世の中は変わっているんです」って正論を言い過ぎると、これ2ドルコメントになります。それから、7つ目はグチです。言い訳、弁解、責任転嫁、思い込み、独りよがり、正論の押し付け、グチ、こんなものだと思います。
あなたが成長しようというのを、自分で言った言葉によって引っ張っていたのですね。 やってもみないうちから、やらなくてもいい理由を付けていたのです。これを今日やめようと心がけるだけで夢に向かって加速します。それには、ペナルティ制度が効きます。会社でやると皆がすごく変化するようですよ。「でも、部長それってムリなんじゃないですか?」「はい、2ドル」。貯まったお金でケーキを買ってみんなで食べているそうです。 |
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人間関係は好き嫌いではなくて距離感を保つことによって、とてもスムーズになると思っています。
バームクーヘンの図というのをご紹介しましょうね。自分を中心に同心円を3つ書きます。真ん中が「自分」、一番端っこが、「まだ知らない人」、64億人口がいるそうですから、ほとんどココですね。とりあえず知っちゃった人、まだ知らないと言い張れないでしょ、お姑さんまだ知らないといえないでしょ(笑)、「知り合いゾーン」です。もう少し親しくなると「友だちゾーン」に。その内側にもう1つ、「しんゆう(心友・真友)ゾーン」を書きます。
嫉妬しているこの親しいご友人はどこに位置するかです。学生のときから仲が良い友人、あの時はたのしかったけれど、今は少し離れていてもいいかなと思ったら、「友だちゾーン」に置けばいいですよね。「もういいかなぁ」と思うことありますよね。人間関係にも「賞味期限」があるの知ってました? 賞味期限が切れたらね、切れるんですよ。
皆さん、「好き」の反対は「嫌い」と思うでしょ? 確かに「私この人好き」というのと、「嫌い」というのは、反対のエネルギーなんだけれど、エネルギーを取られることに関しては同じ。だから、「好き」「嫌い」の反対は「気にならない」。「知り合いゾーン」に入っている人はぜんぜん気にならないんですね。エネルギー取られませんから。
だけど、「心友ゾーン」にいる人たちは、もしかしたら自分がたいへんな思いをしても助けに行きますよ。言いたいことがあったらやっぱり伝えに行きます。でも、「温かく包んで放っておく」という「裏技」もあります。そうすると、この辺の「知り合いゾーン」でぷかぷか浮いてます(笑)。あなたの時間はとられない。
でも、「悔しいんです、聞いて下さい、ウチの上司」って、「上司どこに入いるんですか?」って聞いたら、「まだ知らない人ゾーン」に入れたいって(笑)。それはムリ、そうしたら「知り合いゾーン」のところに、「知り合いベンチ」っていうシートを用意しておいて(笑)、そこに座っていただいたら良いですよって。ここに座っていただければ、あなたのエネルギーは取られない。
「ウチの夫が〜」とか言う方、ウチの夫とかお母さんを座らせてもいいかって聞かれたら、「イエス」いいんです。そう、夫とか妻は近くに座らなくてはいけないと思うから、夫婦仲が悪くなるんです。「知り合いベンチ」に座ってもらっちゃったほうがいい時もあるんです。
義理のお母さんを「知り合いゾーン」に座っていただくときに、冷た〜いベンチに座らせるのは、ちょっと気兼ねするでしょ。だから、ココに座布団作ってあげるんですよ(笑)。この座布団のことを「礼節座布団」って呼んでいるんです。やっぱりお母さんに会いたくないからもう行かないというんじゃ、人間関係こじれるでしょ、だけど、温かい思いで包んで、「お母さんココにどうぞ」って礼節座布団敷いて、後は離れておく、ということでしょうね。
ご夫婦仲が悪いときに、ダンナさまを「知り合いベンチ」にお座りいただいたんですって。でもね、言わなくていいんですよ、「今日からあなたはココ」って(笑)。座っていただいたら、いつの間にか気にならない存在になって、好きに戻ることがあるんですよ。だから、一時的にふっと知り合いベンチに置いておくと、カリカリしないでしょ。そうすると、いつの間にか、「良いところあるじゃない」って、また仲良くなったカップルあるんです。だからこのバームクーヘンのゾーンとベンチ、ご自由にお使いください。 |
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この方は答えを知っていますね。相手のことを思いやるばかりで、自分の気持ちを抑えてしまうからです。こういうパートナーシップを築きだすと危ないんです。自分をすべて自由に出すのじゃなく、相手好みの自分をつくっておいて付き合うから、疲れますよね。いつの間にか自分が無くなるでしょ。
やっぱり自分のことをきちっと話せて、割り引いて小さくするのではなく、対等にお付き合いできるイコール・パートナーの方が、長続きしやすいと思います。ただし、自分の意見をとうとうと言う女の人はどうなのかというと、それも、男性から考えたときに「ちょっと苦手」。
私の大好きなフレーズに「スナックのママ」というのがあるんですね。女の人はスナックのママがいい」って。ダンナさまがお家に帰るのがいつも遅くて、奥さまがすごく心配しているのだけれど、必ずスナックに寄ってきているんですね。奥さまは目くじらを立てて、「あなた、子供が受験だというのに遅く帰ってきて」って、なじるわけです。でもご主人は、こういう家に帰るんだったら、スナックに寄りたいって…。
「何でスナックのママがそれだけ引力があるのでしょう?」って研究したんですね。そしたらね、スナックのママは「共感する」のと「共鳴する」のが上手なんです。ぜったい、反論したり意見したりしない。聞き流しもしないんです。「ああ、そうね〜、たいへんね〜〜」「ああ、そうなのぉ〜」って相槌が上手で聞いてくれるんですね。だから、「スナックのママといると安らぐんだよね」って。なるほど、よく分かります。それで、その奥様に「スナックのママやってみて」ってお話しました。
いろいろな役を演じられるというのも、人生のおもしろさです。
たとえば、仕事している女の人は外では必殺仕事人でプロフェッショナルしてください。家に帰る瞬間にスナックのママの帽子をかぶって帰ると、家の中がすごくたのしくなります。
仕事ができる女の人が家に帰るとどうなのかっていうと、ダンナさまは気詰まりだろうなって思います。いちいち意見されるから。ほんとうにデキる男性が求める奥さんって、「ほわほわした女性」だったりします。女性の中には相手をくつろがせたり、安らがせたり、育んだり、ホッとさせるというスゴイ能力があるんですね。それを切り捨てちゃって、「頭脳で何ぼよ」って言っている女の人は、スカートをはいた男性かなって、思うんですね。スカートをはいた男性と同居しているダンナさまは結構大変かもしれないですものね。 |
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